最近はすっかり仕事への情熱や、やる気も無くなりつつあり、会社はいつ辞めようかと思いながら、今の仕事を続けています。そこで私の退職の条件を考えてみました。
退職の条件として
母親が亡くなる又は介護が必要になった場合
毎月、実家には仕送りをしています。しかし母親が亡くなった場合、仕送りの必要がなくなります。
何より無職となり親を心配させたくないという自身の呪縛が無くなるという理由もあります。
また介護が必要になった場合も退職して実家に帰ろうかと思います。
親は帰ってこなくていいと言っていますが、介護施設に入れるような経済力も無いうえに身寄りは私しかいないので、そうもいかないでしょう。親には心配ばかり掛けてきましたからね。せめて最期だけは・・ということです。
労働条件が大きく変わる
今より労働条件が悪化した場合。
賃金が上昇しない、勤務体系の大きな悪化、与えられる仕事の種別が著しく変化するなど。そこまでして現状の仕事の責任、そして激務に耐える理由も気力もありません。
いまの仕事を退職すれば収入が無くなる或いは年収が大きく下がるでしょうが、そこまで気にもしていません。この歳で独身だと、労働条件として正社員にこだわる理由も無い気がしています。どうせ収入が高くても税金と社会保障費も比例して上がっていくので、手取りも上がらないですし。
最近は「働かないおじさん」なんて揶揄されたりもするようですが、少なくとも私の周囲では何処の世界の話かと。「働き過ぎおじさん」ばかりです。
技術系の仕事はどうしても知識に紐づいた経験が必要になってくる部分もあるので、経験豊富なベテラン頼りになるのは仕方のないことかもしれませんが。
早期退職制度の募集
仮に早期退職の募集が会社内で始まれば、真っ先に応募します。通常、自己都合退職をすると退職金が大きく減額されますが、これは日本の悪しき制度です。まあ退職金制度があるだけ、まだマシか・・。
というか退職金制度など無くして、その分を毎月の給料に上乗せすればいいのに。
日本では会社側も労働者を容易にクビに出来ないので、こんな歪な制度になっているんでしょうね。
これからの時代、終身雇用制度が崩壊していくというのなら、国も会社も転職しやすい環境と制度を整える努力をすべき。
もう疲れたよ・・パトラッシュ
私の退職の条件は以上3点ですが、いずれにせよ今までに築いた資産と微々たる退職金が上乗せされれば十分です。特に今の生活レベルを考慮すれば、お金に困る可能性は低いでしょう。でも、無一文からここまで来るのは大変だった・・。
過去の武勇伝や価値観を押し付けるだけで未来を見据えず、ひたすらに現状の保身に努める年寄りたち。
義務を果たす能力も気概も無いのに、権利だけは主張してくる若い子たち。
もう彼らと付き合っていくのも疲れました。
昔から反骨心だけで気力を保ち続け、ひたすらに猛進してきた気がしますが、ここにきて完全に心が摩耗しきりましたね(笑)
田舎に帰郷し、海の近くにでも家を買って、釣りとゲームでもしながら暮らすか・・
ただ田舎での人口減少と地方の衰退は今後間違いなく訪れるため、都市部近郊に終わりの住処を見つけるか・・
まだ決めかねています。
リタイアしても何らかの仕事はするかも
ただリタイアしても、アルバイトなり自営業なり分かりませんが仕事はするでしょうね。それはお金のためというよりは、自分が狂わないように。ある程度、他人と接触すること、社会貢献しているという立場と状態は精神的な健康のために必要かと思っています。「ほどほどに働くおじさん」になろうと思います。
ただし、あくまで片手間で、そして責任も軽い仕事をします。
今までエンジニアとして培った知識や経験、そして技術を完全に遊ばせるのは勿体ない気がしますし、転職という手もあるかもしれませんが、もう老齢の親を保証人にして会社組織に所属するのも難しいと思うので、まあ仮に組織に所属するならアルバイトかな・・。
何にせよ、今は頑張る
以上、ここまでは私の願望と目的の話をしてみましたが、一方で私の仕事仲間には定年まで今の職場で頑張ろうとしている方達も多くいます。
いくらやる気のない私が近いうちの退職を決め込んだからと言って、いい加減な態度で仕事をしてしまっては、その人たちに失礼にあたると考えているので、仕事中は何とかモチベーションを保って頑張ってます(笑)
ところで、よく会社を辞めたいとか愚痴ばかり述べる輩がいますが、そんなに嫌なら辞めればいいのです。会社を辞めることのできない、環境を変えられない状態にあるのなら、せめて周囲にネガティブな空気をまき散らすのは止めてほしい。あと辞めたいと言う人ほど、辞めないんですよね(笑)
実際に退職という行動に移すまで、少なくとも仕事をしている今この時だけは、適度に集中して頑張ろうと思います。