「大人は夢を忘れるためにお酒を飲むんだって」
これは懐かしのゲーム『ペルソナ3』に出てくる町のモブキャラが呟いた言葉ですが、私が大学時代から安酒でアル中になったのは、まさに現実逃避のため。
従って、飲酒する第一の理由はストレス解消ですが、最近になって色々思うことがあります。それはお酒の弊害。以下三つ思い浮かんだので、まとめてみました。
飲酒の弊害三選
飲酒によって、その日が終わる
一つ目はお酒を飲むことで、その日が終わってしまうということ。お酒を飲みながら、音楽を聴いたり映画を見たりするのは至福のとき。ただ集中力も落ちますし、酩酊状態では何もする気が起きなくなります。
ましてお酒を一滴でも飲んでしまうと止まらなくなり、泥酔したあとは寝るだけ状態。別に私は意識高い系の人間でもないので、それはそれで満足ですが、なんか勿体無い気もしています。
飲酒によって、体調を壊す
二つ目は体調の問題。
深酒した次の朝は、異常に喉が渇いて水分補給が必要になり、二日酔いで気分が悪くなるうえに、下痢気味になるというオマケつき(笑)飲んでいるときは良い気分でリラックスできますが、翌朝にしらふになると最悪。
ならば深酒を控えれば良い気もしますが、一滴でもアルコールを摂取すると、止まらないんですよね。最初から飲まないのが一番だと思い始めてきました。
飲酒によって、浪費が多くなる
三つ目は、最近の物価高。近所のスーパーでもビール500mlが1本300円近く。たけぇ・・。
日本のウィスキーも値上がりするとのことで、そこまでして飲む必要があるのかと葛藤が生まれてきました。
今日もスーパーで買い物してきましたが、お酒の購入を控えたところ、普段のお酒を含めた購入時との金額の違いに驚きました。あとは意外なところで無人レジの会計時も、止められないのも良いポイント。お酒を購入すると無人レジでの精算時でも、必ず年齢確認のため店員を呼ぶ必要があるため面倒ですが、その必要がありません。これも面倒さを嫌う私にとっては利点です(だったらお酒はネットで買えよとか言われそうですが・・)
禁酒したい
以上の弊害があり、もうお酒を控える又は止めようかなと思っています。ただ習慣化しているのも事実なので、どのように止めるかが問題。もともとアル中レベルで飲んでいたので、これまでもお酒を止めようと禁酒に関して色々調べては試してみました。
炭酸水を飲む
まず私の場合に多少なりとも効果があったのは「炭酸水を飲む」ことでした。
私の場合はウィスキーをロックで飲むのが好きですが、やはり最初の一杯目はビールや酎ハイになります。ただこれを炭酸水に置き換えて凌ぐことで、ウィスキーへの連鎖を防ぐというもの(笑)この方法により、徐々に酒量は減ってきました。
ちなみに炭酸水はネットで大量注文しています。安いし、ラベル無しのものだと捨てる時も手間が掛かりません(私の自治体ではボトルのラベルを外して廃棄しないといけない)
炭酸水⇒ハイボールの流れにならないように気をつけねば。
断酒ではなく減酒から始める
いきなりお酒を止めるという極端な『断酒』をすると、精神的に負担が掛かってしまうので、まずは徐々に減らしていくという意識をもって『減酒』のレベルからトライしていこうかなと考えています。
習慣化した行動は癖と一緒なので、一時的に強い意思をもって『禁酒』にトライしても、結局三日坊主に終わることが大半。今までがそうでした。
そこで少しずつ量を減らし、習慣を軌道修正しフェードアウトしていくしかありません。実際、昔に比べると現在は大分飲酒量は減りましたから、引き続き減酒を心掛けて継続していこうかと。
ストレスを溜めない
やはりストレスを溜めないことが一番。嫌なことがあった日などは、ついつい自分を落ち着かせるためにお酒に手が伸びがち。これも悪しき習慣の一つでしょう。
ただ、ストレスを溜めない状態にするというのは仕事をしていると難しいでしょう。まして、今の私にとっては、ストレスが余計に溜まる飲み会などに強制参加させられた日には憂鬱極まりない。
特に今は飲み会の類は出来る限り断るようにしていますが、やはり組織の一員である以上、全ての誘いを断り続けることは困難。しかし私の場合、多くの人がストレス解消に行くはずの飲み会に行って、結果ストレスを溜めているのだから、どうしようもありません。
結論、やはり今の激務の仕事を辞めるのが、一番健康につながるような気がしてきた(笑)